皆様こんにちは。
EidosCreateのイザヤです。

XやNoteでBlenderの作品を眺めていて、ふと手が止まる瞬間はないでしょうか。最初は純粋にすごいと思ってみていたはずなのに、気付いたら「このレベルまで行ける気がしない」「全然だめじゃないか…」といった感情がわいてくる経験あると思います。

少し前まで楽しく触っていたBlenderが、SNSを見た直後だけ、急に重く感じてします。そんな経験、きっと一度や二度じゃないはずです。

実は僕自身も何度も味わってきました。
作業の合間にXを開いて、完成度の高い作品が流れてきて、そっとBlenderを閉じてしまった日もあります。

この記事では、XやNoteで他人の作品を見て、挫折しそうになった時にどう考えればいいのか、どうやってモチベーションを持ち直せばいいのかをまとめたいと思います。

なお本記事で使用している画像(サムネイル含む)は、試験的にChatGPTにより作成しておりますので、ご了承いただけますと幸いです。

なぜ他人の作品を見ると一気に苦しくなるのか

XやNoteで他人のBlender作品を見て落ち込んでしまうのは、決して珍しいことではありません。むしろ、自然なことだとおもいます。

なぜなら、SNSに並んでいる作品は、ほとんどが完成した後の姿だからです。

そこに至るまでに、どれだけ失敗したのか、何時間、何日、何か月かかったのか、どんな試行錯誤をしたのかといった部分は基本的に見えます。

言い換えるなら、XやNoteに流れてくるBlender作品というのは、ショーケースの展示品を見ているようなものです。

一方で、自分が見ているのはどうでしょうか。自分の画面には、、、

  • 上手くいかなかった形

  • 何度もやり直した履歴

  • 未完成のデータ

  • 思い通りにならない操作

といったものが全部残っています。

つまり無意識のうちに、「他人の完成形」と「自分の途中経過」を比べてしまっているということです。正直、これで苦しくならないほうがおかしいと思います。
しかも、SNSに作品を投稿している人の多くは、Blender歴が何年もある人だったり、仕事で日常的に使っているプロだったりします。

うーーん、これはもう、最初から不利なルールで勝負しているようなものですよね。

落ち込むのは、さぼっているからでも、才能がないからでもないと思っています。むしろ真剣に向き合っているからこそ苦しくなる、まずはここを知っておくだけでも、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

作品の見方を変える

他人のBlender作品を見て落ち込んでしまうとき、多くの場合、「完成度が高すぎる」「自分には無理」といった風に無意識に見ています。

この見方のままだと、どれだけ作品を見ても、心が削れるだけだと思います。そこで、少しだけ見る視点を変えてみてください。

他人の作品は「自分と比べるためのもの」ではなく、使える部分だけを拾うための素材という見方です。
例えば、全体を見て圧倒されたとしても、よく見ると以下のような部分があるはずです。

  • 形はシンプルだけど、トポロジーがきれい。

  • 配色がうまい。

  • 構造は単純だけど見せ方がうまい。

全てを真似しようとする必要はないと思います。むしろそれをやろうとすると必ず苦しくなります。

「今日はこの作品の、配色、形の取り方、雰囲気、この中から一つだけ参考に持ち帰る」

こういう心持のほうがいいかもしれません。
自分の今のレベルでは不要な作りこみ、時間をかけすぎている部分、目的が違うからマネしなくてもいい表現といったマネしなくてもいい部分はたくさんあります。

策人を見る目的を、「比較すること」から「参考の一つとすること」に変えることで、SNSは少しだけ優しい場所になると思います。とはいえ、こんな理屈の話をされても、困ることが多いと思います。

そこで次からは、心が折れそうになった時のもっと現実的な対処法について話していきたいと思います。

心が折れそうなときの具体的な対処法

どれだけ考え方や理屈を整理しても、SNSを見て心が折れそうになる日は、どうしてもあります。そんなときに大事なのは、「気合いで乗り切ること」ではありません。心が折れにくくする行動をとることです。

ここでは、僕自身が実際に実行してきた対処法について反していきたいと思います。

SNSとの距離を一時的にとる

落ち込んでいるときにSNSを見続けても、ほとんどいいことは起きません。

  • 今日は見ない。

  • 作業前は開かない。

  • 見る時間を決める。

たったこれだけでも、Blenderに向かうハードルはかなり下がります。SNSを遠ざけることは、逃げでも負けでもありません。続けるための戦略です。

ゴールを小さくする

「1作品完成させよう」「今日はここまで進めよう」と考えた瞬間に、心が重くなることはないでしょうか。
そんな日には、ゴールを極端に下げるようにしていました。

  • 立方体などのオブジェクトを配置するだけ。

  • 一か所調整するだけ。

  • 5分間眺めるだけ。

時間に余裕があるのであれば、やる気が出てから始めるのではなく、始めてからやる気が出ればOKだという考え方です。

どうしても無理な日は何もしなくていい

どうしてもBlenderに触れない日もあります。
例えば仕事や家事などにつかれた日は、パスコンを開かず別途で横になって過ごしたい日もあるはずです。

そんな日は、無理に自分を責めなくても大丈夫です。

「今日はやめた。今日はさぼった。」

ではなく、

「今日は休んだ。」

この言いかえだけで、次の日に戻ってきやすくなります。モチベーションを維持し続けるコツだと思っていますし、1年過ぎた今でも心がけています。
Blenderに疲れて触らなくなったらそこで試合終了ですからね。

さいごに

XやNoteで他人の作品を見て、心が折れそうになるのは特別なことではありません。むしろそれは、きちんとBlenderに向き合っている証拠です。

SNSに並んでいるのは、完成した作品だけです。そこに至るまでの迷いや失敗、かけた情熱はほとんど見えません。

それを見て落ち込んでしまうのは、ある意味で当然だと思います。

比べた方を変え、見る距離を調整し、ゴールを小さくする。

それだけで、Blnderはまた触りたくなるものに戻ってくるんだと思います。
上手く作れた日よりも、うまくいかなかったのtにそれでもやめなかった日のほうが、何倍も価値があると思っています。

今日は立方体を置いただけだった。5分触っただけだった。何もしたくないから休んだ。全然OKだと思います。

大事なのは、完全にやめなかったことです。

「今日でやめなかった」それだけで十分だと思って、僕はモデリングを続けています。