皆様こんにちは。
EidosCreateのイザヤです。

Blenderで作業していると、保存した覚えのない「〇〇.blend1」というファイルが突然フォルダに現れたことはないでしょうか。

「これ何?」
「消していいの?」
「放置すると危険?」

初心者の頃はこうした正体不明のファイルがとにかく不安になりますよね。
ですが結論から言うと、「.blend1」はBlenderが自動で作ってくれる安全装置になります。

そこで今回は、謎が多い「.blend1」ファイルの説明と活用方法について紹介したいと思います。

「.blend1」とは何か

「.blend1」とは、Blenderが自動生成する「1つ前の保存状態のバックアップファイル」になります。
例えばですが、「character.blend」「character.blend1」というファイルがあった場合、、、

  • character.blend→現在の最新ファイル

  • character.blend1→1回前に保存した状態

という関係になります。

つまり、「.blend1」は、「上書き保存する直前のデータ」を自動で残してくれる非常に親切な存在です。このファイルがあることで、何かしら問題が発生した場合でも、前の保存状態に戻ることができるわけです。

なぜ自動で作られるのか

Blenderでは「保存したつもりが失敗していた」「操作ミスでで他を壊した」といった事故を防ぐために、自動バックアップ機能が標準で有効になっています。

この自動バックアップ機能が有効になっていると、上書き保存するたびに、、、

  1. 今までの「.blend」を「.blend1」にリネーム

  2. 新しい「.blend」を作成

という流れが内部で行われています。

使用者が何かしら特別な設定をしなくても、最初から有効になっている安全機能になります。ちなみにですが、この自動バックアップ機能はAutodesk社のCADでも採用されています。

「.blend1」の使い方(復元方法)

もし「保存後にデータが壊れた」「間違えて作業を進めてしまった」という場合でも、「.blend1」があれば復元できます。復元方法は非常に簡単です。

  1. 「.blend1」ファイルの拡張子を「.blend」に直接変更

  2. 通常の「.blend」ファイルとして開く

名前を変えるだけ1つ前の状態に戻ることができます。

「.blend1」は消してもいいのか?

結論から言うと、、、

  • 作業が完全に終わっている場合は消してOK

  • 作業途中や作業に不安がある場合は、残しておくのがおすすめ

といった感じになります。

「.blend1」は容量もそこまで大きくないと思いますので、初心者のうちは「お守り」だと思って残しておくと安心かもしれません。
当然ですが、消したとしても不具合を起こすようなこともありませんので、邪魔であれば遠慮なく消してください。

「.blend1」を生成しないようにするためには

「フォルダが.blend1だらけで気になる」「.blend1は絶対使わないから生成しないようにしたい」という場合は、Blender本体の設定から調整することができます。手順は以下の通りです。

ここでは、現時点の最新版であるBlender 5.0.1の言語:日本語で解説します。

まずはBlenderを開いて、「編集」→「プリファレンス」→「セーブ&ロード」を選択する。

「バージョンを保存」を変更すると、「.blend1」の生成を制御することができます。

  • 0→「.blend1」を作らない。

  • 1→「.blend1」のみ作成。

  • 2以上→「.blend1」「.blend2」…と増える。

とはいえ、何か特別な理由がない限りは、初期状態の「1のまま」をお勧めします。

さいごに

「.blend1」は、勝手に消える謎ファイルや消すと危険そうな存在ではなく、「Blenderが自動で作ってくれる保険」「失敗から守ってくれる味方」になります。

仕組みさえ知ってしまえばもう怖くないと思います。安心してBBlende作業を続けていただけますと幸いです。