皆様こんにちは。
EidosCreateのイザヤです。
Blenderを始めようと思って調べてみると、最初にこんな疑問にぶつかります。
「公式サイト(WEB版)を入れるべき?それともSteam版?」
どちらも無料で、昨日も見た目もほとんど同じ。
そのため、「どっちでもいいのでは?」と思いがちですが、実際に使ってみると、学習の進めやすさ、続けやすさに違いを感じることがあります。
また、Blenderを触り始めている方の中にも、
なんとなく最初に選んだまま使い続けている。
他の人がどちらを使っているのか気になっている。
今の環境が本当に自分に合っているのかわからない。
という方も少なくないはずです。
実は、Blenderは以下のような使い分けもできます。
「最初はSteam版で初めて、途中からWEB版に切り替える。」
「普段はWEB版、検証用にSteam版も入れておく。」
つまりこのテーマは、「これから始める人」だけでなく、「すでに使っている人」にとっても無関係ではありません。
WEB版とSteam版の特徴(メリット及びデメリット)
初心者へのオススメ
もう片方を試してみる価値があるケース
こういったことをこの記事では整理して紹介します。
今使っている環境が正解か確認したい方も、これからBlenderを始める方も、判断材料として読んでもらえればうれしいです。
なお、本記事で使用している画像(サムネイル含む)は、試験的にChatGPTで作成しておりますので、ご了承いただけますと幸いです。
WEB版とSteam版について

Blenderの入手方法は大きく分けて、以下の2つになります。
WEB版(公式サイト版)
Steam版
まず大前提として知っておいてほしいのは、どちらを選んでもBlender本体の機能に差はないということです。
モデリング、テクスチャリング、レンダリング、アニメーションなど、できること自体は同じです。よって、「Steam版だから機能が制限されている」「WEB版のほうが高性能」といった違いはありません。
違いが出るのは、インストール方法やアップデートの仕方、管理のしやすさといった「使い方」の部分です。
WEB版(公式サイト版)とは
WEB版は、Blenderの公式サイトから直接ダウンロードして使う方法です。
自分でダウンロードしてインストールする。
必要に応じてバージョンを選べる。
複数のバージョンを同時に入れることも可能。
多くの解説記事や教材では、このWEB版を前提に説明されていることが多く、学習用途や制作用途の標準ともいえる形になります。
Steam版とは?
Steam版は、ゲーム配信プラットフォームであるSteamからBlenderをインストールして使う方法です。
Steamのライブラリからすぐに起動できる。
アップデートは自動で行われる。
Steam上で作業時間(起動時間)が起動できる。
Blender自体の操作感や画面はWEB版とほぼ同じですが、管理の仕組みがSteamに統合されているという点が特徴です。
僕はよくSteamでゲームするので、今は管理の観点から、Steam版のBlenderを使用しています。
両方使うことも可能
意外と盲点かもしれませんが、WEB版とSteam版は同時にインストールすることも可能です。
普段使いでWEB版
お試しや作業時間の可視化目的でSteam版
といった使い分けもすることができます。
つまり押さえておきたいのは、「正解は一つではない」ということです。
次からは、WEB版とSteam版のメリットとデメリットを整理しながら、どんな人にどちらが向いているのかを見ていきます。
WEB版の特徴

WEB版は、Blenderの公式サイトからダウンロードして使う方法です。
解説記事や教材、制作現場では、このWEB版が前提として使われていることが多いです。
この章では、WEB版のメリットとデメリットを整理していきます。
WEB版のメリット
①バージョンを自分で選択し、管理できる。
WEB版最大の特徴は、「どのバージョンを使うか」を自分d値決められることです。
チュートリアルと同じバージョンを使える。
安定版を長く使い続けられる。
新機能の検証用に別バージョンを入れることもできる。
学習が進むほど、「バージョンの違い」に悩まされる場面が出てくるため、この自由度は後々効いてくることがあります。
②教材や解説記事との相性がいい
Blenderの解説記事や動画の多くは、WEB版を前提に説明されています。そのため、、、
画面構成が同じ。
メニュー名が一致している。
操作がそのまま再現できる。
こういった点で、学習時のストレスが少ないのが特徴になります。
「動画と同じ操作をしているのに、画面が全然違う」といった初心者あるあるを避けやすくなります。
③本格的に続けるなら環境を整理しやすい
アドオンの管理、設定の保存、バックアップなど、Blenderを長く使うほど「環境づくり」が重要になります。
その点でいえばWEB版は、、、
設定ファイルの場所が分かりやすい。
フォルダ攻勢を自分で把握しやすい。
制作環境をコントロールしやすい。
といった点で、腰を据えて使いやすい形になっています。
WEB版のデメリット
①アップデートや管理は自己責任
Steam版と違い、WEB版は自動更新ではありません。
新しいバージョンが出たことに気づかない。
更新するかどうかを自分で判断する必要がある。
こういったデメリットがあります。
ですがこれは、「勝手に環境が変わらない」というメリットの裏返しとも言えますので、一長一短であるともいえます。
②完全初心者には少しだけハードルがある
完全に初心者の中には、
どのバージョンを選べばいいかわからない。
インストールが少し不安
といった方もいらっしゃるかもしれません。
とはいえ、一度入れてしまえば使い続けるだけなので、最初の一歩だけ乗り越えれば、問題になることは少ないです。
こんな人にWEB版がおすすめ
WEB版は、Blenderを「きちんと身に着けたい人」に向いているといえます。
YoutubeやNote、書籍などの多くの教材はWEB版を前提に作られているため、画面構成や操作手順が一致しやすく、学習時の混乱が少なくなります。
また、使用するバージョンを自分で選べるため、教材と同じ環境で学び続けられる点も大きなメリットです。
将来的に作品制作や配布、仕事での利用を考えている人にとっても、WEB版は一般的な制作環境に近く、後から環境を切り替える必要がありません。
すでにSteam版を使用していて、バージョンの違いや設定面に違和感を覚え始めた人が、学習用としてWEB版も併用するという使い方もオススメになります。
Steam版の特徴

Steam版は、ゲーム配信プラットフォームであるSteamからBlenderをインストールして使う方法です。
見た目や基本操作はWEB版とほぼ同じですが、「始めやすさ」「続けやすさ」に強みがあります。
Steam版のメリット
①インストールと起動がとにかく簡単
Steamを普段から使っている人にとっては、Blenderは「ゲームを入れる感覚」で始めることができます。
インストールに迷わない
起動もワンクリック
アップデートも自動
触ってみるまでのハードルが低く、思い立った時にすぐBlenderを開けるのは大きな利点です。
②作業時間がSteam上で可視化される
Steam版ならではの大きな特徴が、Blenderの作業時間(起動時間)がSteam上で記録されることです。
始めたての頃は「上達している実感」が持ちにくいものですが、数字として積みあがる様子が菓子かさえることで、「自分はちゃんと続けられている」と感じやすくなります
10時間→まずは触れることに慣れた段階
50時間→操作に対する抵抗感が減ってくる段階
100時間→作る流れが見え始める段階
といったように、成長の目安として間接的に捉えることもできます。制作物が少なかったとしても、作業時間はうそをつきません。Blenderは成果ができるまでに時間がかかりますので、モチベーションの維持という観点から大きなメリットになります。
僕は作業時間が可視化されたほうがモチベーションが上がる人間なので、Steam版のほうをメインで使ってます。
Steam版のデメリット
①バージョン管理がしづらい
Steam版は自動アップデートが基本になります。
教材とバージョンがずれる。
ある日突然UIや挙動が変わる。
こういったことが起きやすく、制作が進めば進むほど気になる場面が出てくるかもしれません。
②環境面で不便
アドオンの管理
設定ファイルの取り扱い
複数バージョンの併用
といった点では、WEB版のほうがわかりやすいと感じる方も多いです。
こんな人にはSteam版がおすすめ
Steam版は、Blenderを「まず触ってみたい人」や「続けられるか不安な人」に向いています。Steamに慣れていればインストールや軌道が非常に簡単で、思い立った時にすぐBlenderを開けるのが大きな魅力です。
またSteam上で作業時間が自動的に記録されるため、成果が見えにくい学習初期でも、「これだけ触った」という実感を得やすく、モチベーションを保ちやすくなります。
PC操作に自信がない方や、細かい設定やバージョン管理に煩わされたくない人にも適しているといえるでしょう。
将来的にWEB版へ移行する前の導入として、まずSteam版で慣れておくという使い方も十分にありです。
最後に
BlenderのWEB版とSteam版は、機能そのものに大きな違いはありません。違うのは、、、
「どれだけ始めやすいか」
「どれだけ続けやすいか」
という点になります。
教材と同じ環境で学びたい、将来的に制作や配布、仕事も視野に入れている場合はWEB版が向いています。バージョン管理が環境整理がしやすく、長く使うほどそのメリットを実感できるでしょう。
とにかく気軽に触ってみたい、まずは続けることを優先したい場合はSteam版が向いています。特に作業時間が可視化されることで、モチベーションを保ちやすいのは大きな魅力です。
どちらか一方を選ばなければならないということはありません。
最初はSteam版で初めて、慣れてきたらWEB版を使う。あるいは用途に応じて併用する。そんな使い方もありです。
大切なのはどちらを使うかよりも、Blenderを触り続けることだと思います。自分に合った環境を選んで、無理なく続けていきましょう。